こんにちは、Ferie編集室の中村彰宏です。
先日といっても、2ヶ月たってしまいましたが2015年12月に社員旅行で台湾へ行ってきました。その時の様子をアップさせていただきます。
社員旅行の行き先が台湾と発表されたのは、ジメジメと暑い夏の頃でした。その時は「ふぅ〜ん」ってな感じで聞き流していました。会社の業績がボチボチなら2 年に1回海外旅行。業績がイマイチなら社員旅行はキャンセル。という我社の仕組み。「なんてわかりやすいシステム」。海外旅行にいけるということは、なんとか世の中に受け入れられる企業として存続を許されているのだろうと私を含めて従業員は想うのでした。また、「ふぅ〜ん」と受け流していたのは、アジア圏の旅行にそれほど興味がないからかもしれません。事実、台湾、香港、上海を正確に地図で指すことすら自信ありませんでしたから…。
そんな私ですが、さすがに12月に入るとそろそろ情報を調べておこうとパソコンのキーボードに向かったのです。旅は二泊三日の行程。いつもお世話になっている「太平洋旅行の兒玉社長」より事前にいただいている旅の栞をみていると、二日目は完全に自由行動。なにもしないでゆっくりするのも旅の醍醐味といえばそうなんでしょうが、海外でゆっくりというのももったいない話。ということで2日目はオプションツアーを申し込みました。
【台湾旅行の旅の栞】
1日目
関西国際空港 ⇒ 桃園空港
昼食:機内食
@十份でランタン(天燈)飛ばし
A九份老街散策 夜景鑑賞
夕食:九戸茶語 郷土料理(九份)
B士林夜市 散策
2日目
朝食:サンワンレジデンス
C A,中正記念堂(オプションツアー)
D B,故宮博物館(オプションツアー)
昼食 C,故宮晶華・飲茶+土産店(オプションツアー)ABCで7,000円
E 同僚と市内散策
夕食:兄弟大飯店で広東料理(ブラザーホテル内)
ホテル:サンワンレジデンス
3日目
朝食:サンワンレジデンス
F忠烈祠 衛兵交換の見学
Gディンタイフォン(鼎泰豐):「世界の10大レストラン」に選ばれた小籠包(ショウロンポウ)・点心を始めとした台湾料理・台北料理の
H台湾最古 龍山寺 参拝
I土産物、民芸店
【1日目(金)】
旅行の初日は金曜日。まずは仕事。
子育て応援の情報誌「まみたん」と南大阪の求人誌「Workinぱど」の発行日なんです。掲載されたお客様へ掲載誌を発送しないことには関空へはいけません。キチンとやることをやってからです。台湾・桃園空港へは現地時間の午後3時頃に到着。入国手続きやら荷物の受け渡しやらで、桃園空港を出発したのは午後4時を過ぎたころ。さぁ、旅の始まりです。「移動で疲れた」など言ってる場合ではありません。1日目の予定はこれからなんですから。
まずはじめに向かったのは桃園空港からバスで約90分ほどの、台湾の北に位置する古い街、十份(シーフェン又は日本語読みの、じゅうふんでも通じます)の天燈上げ。到着するころには日も暮れて、ポツポツと雨まで降ってきたではないですか。とりあえず台湾人の添乗員さんの指示通り、テキパキと…。ていうか、チャッチャと小さなお店に入り、移動中のバスの社内で説明があったとおり、墨汁たっぷりの缶に差し込まれた筆を持ち、大きな赤い紙に願い事を書きました。1人が1面。4面を書き終えると店員さんが、「トバスカラ、ツイテキテクダサイ」とカタコトの日本語でいわれ、店の向かいの線路の上に連れてかれて、そこで点火するのです。雨も降っていたので、あわただしく記念撮影をして、無事天高く舞い上がってくれました。
ところで、この線路ですが廃線なのかな?っと思っていたら現役バリバリです。大きな声で現地の人が叫んでいます。たぶん「下がって」って。その数秒後にはご覧のとおり結構な勢いで車両が通過します。(ええんかいな?)
十份の所要時間は約30分。大急ぎで次の目的地へ移動となりました。
十份の後は、宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」しで有名になった九份(ジュウフェン 日本語読みきゅうふん)です。事前の情報では夜景の雰囲気がよく、めちゃくちゃイイ感じだったので期待していた場所。ですが…天候にはかないません。狭い路地のような街を傘をさしてゾロゾロと歩くだけで心が折れそうになりました。日本なら雨を楽しもうという思考がいつも働くのですが、海外旅行だったからなのか、空腹だったからなのか今でもその理由は謎なんですが、いつものプラス思考は閉ざされた状態でした。さて、バスを降りて15分ほど歩いたところに建つ超有名なお店「九戸茶語」が1日目のディナー場所。
窓からはとてもステキな景色を楽しむことが…とありましたが、雨なのでその景色も半減っす。しかも台湾の有名な郷土料理をいただいくのですが、私の口にはあいません。「どうした俺?」本当に珍しいことなんですよこんな感じは。同僚に気づかれないようがんばって立ち振る舞うのがやっとでした。今思えば、あの臭いかもしれません。台湾人にとって欠かせない臭豆腐の匂いが九份の街を覆いつくし、食欲も減退してしまったのかも…。
そして、極めつけは九份から台北市内にもどり1日目ラストの場所、「士林夜市」台湾最大の夜市へ行ったのですが、視覚的には楽しいのですが、臭覚がヤバイ。もう、思い出すのもいやになるほど臭豆腐の匂いが染み付いた街でした。くさい、まめ、くさるって書いて臭豆腐。
「台湾の関係者の方、本当に申し訳ありません。日本で言えば味噌汁や醤油など一般的に使用されている匂いと同じ類のものでしょうが、私には無理でした。」
怒涛の1日目がようやく終了し、旅行中、連泊する「ホテル サンワン・レジデンス」へ到着。このホテル、社員旅行至上最高に落ちつけるホテルさんでした。アメニティーもロクシタンで揃えられ、お風呂も浴槽とシャワーが分離され大理石で覆われた重厚な創り。すべてにおいて評価できるホテルで安心しました。
いつもより、長文になってしまいましたね。今日はこの辺で終わりにします。
では。
posted by Ferie Staff at 02:18|
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