こんにちは、Ferie編集室の中村彰宏です。
●鳶色の瞳に・・・♪
●瑠璃色の地球・・・♪
有名な懐メロ、堀内孝雄の「君の瞳は10000ボルト」(作詞:谷村新司)と、松田聖子の「瑠璃色の地球」(作詞:松本隆)の作品で謡われているフレーズです。鳶色や瑠璃色、日本独特の色彩表現が見事にメロディーと融和しています。
鳶色の瞳に…を、茶色の瞳に…、や、瑠璃色の地球…を、青い地球…と歌っていたのなら、絶対ヒットしなかったのでは…と思ってしまいます。
他にも、紺碧や、若草色、茜色、柘榴・・・・・・。DICグラフィックス株式会社から出版されている「日本の伝統色」では300色が綴られるほど色彩表現があるのです。そんな日本の伝統色の表現の中で「〇〇ふじ」や「ふじ〇〇」とつく色も、たくさんありまして…。今日は、その元となる「藤の花」が美しいと評判のお寺さんを紹介しときます。
●四季折々。
あわい、ふじの花が見事
あわい、ふじの花が見事
規模とか歴史とかでは計り知れないのがお寺さん。取材という機会がなければ知ることすらなかった橋本市のお寺ですが、調べれば、地元はもとより関西圏においても「花の寺」ということでその名が知れている子安地蔵寺へ訪れました。
紀州徳川家代々安産祈願所
関西花の寺25カ所霊場会 第24番札所
紀伊国十三仏霊場 第5番札所
関西花の寺25カ所霊場会 第24番札所
紀伊国十三仏霊場 第5番札所
取材時は残念ながら藤の季節には早く、開花時期ではありませんでした。誌面ではお借りした写真で代用させていただきましたが、ご縁があって取材したお寺さん。ゴールデンウィークを利用してプライベート再訪させていただきました。私が訪れた時は、紫苑色(しおんいろ。少し青みがかった薄い紫色)や、淡藤色(あわふじいろ。ほのかに薄く青みがかった紫色)の品種が見ごろで、お寺の庭を華やかに、そして、おごそかに参拝客を楽しませてくれていました。
●世界遺産、高野山の麓
玉川峡から湧き出る温泉宿
玉川峡から湧き出る温泉宿
地下1300メートルから湧き出るツルツルした泉質を持つ、やどり温泉 いやしの湯は、2015年4月にリニューアルされたとあって、清潔で居心地のいい温泉宿。
特に、露天風呂とコテージ内の個室温泉は源泉を完全かけ流しとう贅沢な温泉なんです。世界遺産高野山までクルマで30分の立地には、宿泊用のコテージが4棟用意され清流玉川峡を眼下に、ゆったりのんびりと四季折々の休日を楽しむことができるのです。
いかがでしたでしょうか。
和歌山県の橋本市を取材させていただきました。ご紹介できなかったスポットもたくさんあります。南大阪からなら気軽に訪れる距離なので、良いスポットや、おいしいお店なんかを探索してみてはいかがでしょうか。
次回、Ferieの発行は、
2018年9月14日
お楽しみに。