こんにちは、Ferie編集室の中村彰宏です。
初のキャンプツーリングは、いよいよメイン。キャンプファイヤーを囲み宴のはじまりです。
メインディッシュは先輩方が手分けして作られたカレー。命名するなら「こだわり特性カレー肉の塊あとのせトッピング添え」というゴキゲンなもの。みなさんの愛情がたっぷり入って美味いんです。本当ならすべて先輩が料理すれば早いんですが、あとのせしたお肉の塊は、私が焼かせていただきました。といっても焼いただけ…なのですが一体感という意味では重要な役目でした。
さて、お酒のほうは人それぞれ。ノンアルコール派、ビール派、ウイスキー派、そして日本酒派(わたし)。焚き火台の上でゆらゆらと燃える炎を見ながら語り合うわけです。今日はじめてご一緒したとはおもえないほどのテンションで。同じ趣味同士。この場合「同志」のほうがいいのかもしれませんね。
お酒も進み、夜もふけてきましたのでそろそろ就寝。テントで寝るのは初めてでしたが以外と快適。今のテントって機能的なんですね。大型の網戸が左右にあって通気性抜群で虫が侵入する心配もなさそうなつくり。蒸し暑かったので網戸の状態で寝ていると、さすがに山間部ですね。夜明け頃、涼しい・・・いや寒い。シェラフを広げてもぐりこみました。
朝、煎れ立ての珈琲をプレゼントしてくれた富田氏。最高に美味かった。朝食は昨晩のカレーとインスタントラーメンを合わせたカレーラーメン。隊長が適当に作ってましたが、経験がなければできない業。いつの間に作っていたのか?同時にキムチチャーハンも出来上がってました。日頃の生活シーンでこのメニューは、朝から重たい感じですが、全然そんなことないです。ガッツリいただきました。
さて、我々バイカーはキャンプも、もちろん楽しいのですが、走るのもメインのひとつ。朝食を終え一息つけば、そろそろ撤収となり移動開始。谷瀬のつり橋の真下ということで渡るのかな?っと思ったら、その近くにあるもうひとつの絶景&絶叫の吊橋「林橋」へ移動です。この「林橋」は、長さ186mで板の幅は80cm。たまに朽ち果てた板や鉄のロープのたるみ具合など、観光名所のつり橋とは完全に異質のものでヤバイ感は相当なもの。「ほんと魅力的」 Ferieの編集において大切にしている隠れた名所をご紹介するというコンセプトにぴったり。
折角ここまできたので写真だけではなく勇気を振り絞って渡ってきましたが「マジで縮こまりました」。
橋を渡り、いよいよ十津川村ともお別れか…と思いきや、昨日とは別の公衆浴場「滝の湯」ー湯泉地温泉ーで体を清めてから出発となりました。こちらの施設は意外と大きくゆったりとしています。泉質については泉湯さんとほとんど変わらない印象ですね。「いいお温泉でした」 長い階段を下った露天風呂はちょうど川の滝横を併走するように建てられており大自然を満喫することができるのです。
利用料金:大人600円・子供300円
営業時間: AM8:00〜PM9:00(※8月〜11月は7:30〜)
休業日: 木曜日
電話: 0746(62)0400
備品:ボディソープ・リンスインシャンプー
写真を観光協会のHPより使わせていただきました。不都合があればご連絡ください。
温泉地ならではの贅沢を朝から楽しんだ後は、美しい山岳のワインディングロードを、W650さんを先頭に気持ちよく流します。R168号を北上し県道53号で天川村方面へ。とくに53号に入ってからは道が細くなりタイトなコーナーが続きます。楽しい反面注意して走行が必要な区間となります。
昼食は天川村の「かどや食堂」さん。3連休とあって賑わっていました。名物はとんかつ定食らしいのですが昨日の熱々ちゃんぽんの反省を生かし、冷たいざるそばとイナリ寿司のセットを注文。
こうして、無事に初キャンプツーリングを終えることができました。誘っていただいた富田氏をはじめたくさんの仲間達に感謝いたします。これからキャンプ道具を少しずつそろえていこうと思いました。あの名言どおり原点の旅に嵌りそうです。
「本来バイク旅はバイクには、お金をかけて宿泊食事は節約するのが普通でした。原点に戻ると達成感と充実感がハンパないですよ。」
【ゴキゲンな仲間達】
BMWのアドベンチャーバイクR1200GSで参戦のキャンプツーリングの師匠は皆さんの食材をほとんど運んでくれたり調理器具など細かなところまで配慮いただきました、気は優しくて力持ち!頼もしい兄貴といった感じでした。「キャンプ場でのR1200GSカッケー!」
KAWASAKIのW650使いで今回のツーリングの隊長。存在感があるんですよ。ツーリングやキャンプの経験が豊富な大ベテラン。なのに謙虚なんです。逸材です。走りについても後ろから学ばせていただいております。
YAMAHAのBolt使いは2名参加していまして、男性のBolt使いさんはアグレッシブな走りを披露。アメリカンタイプのバイクをここまでワイルドに攻めるとは。そんなことよりこの方、10年来の友のような気がしてなりません。若いころに2人が出会ったならば「やんちゃ」なことをやらかしそうです。
もうひとりのBoltさんは女性ライダー。大和撫子さんです。人知れず食材を用意してくれたり食器を洗ったり。温泉では男性並みのスピードで入浴を済ませ迷惑をかけないようにという心配りしていました。パープルのジャケットがよくお似合いでした。
SUZUKIのGSF1200さんは、やさしい方ですね。お酒が進むにつれて突然ぶっこんで来るダジャレがその場をどれほど和ませてくれたか。お隣でお酒を飲めてホント良かったです。バイク暦も長く大ベテランさんが初心者にも優しく接してくれて涙うるうるです。
そして、創業50年を超えるバイクショップ トミタオートのオーナーでYAMAHA FAZER8を操る富田氏。彼の人柄でこのようなゴキゲンな仲間達が集うことができるんですよね。予断ですが会社生存率を調べたところ30年以上の存続率は、ほぼ0%という時代に50年。これからもお世話になります。
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