2015年10月10日

こぼれ話「Ferie vol.53」人と自然が共存する場所 吉野 第2話

こんにちはFerie編集室の中村彰宏です。

第2話をはじめます。



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巻頭特集の企画が決まり一番最初に行うのがお宿選び。
吉野山すべての旅館をチェックします。
そして今回、編集室がお世話になったお宿は、天皇から名前を授かったという、旅館 歌藤(かとう) 歌に藤、700年前、鎌倉幕府を倒し南朝政権を樹立した後醍醐天皇に仕え、歌を教えていたことから「歌藤」という名前を授かったというではありませんか。天皇から名前を……。
スゴイですよね。
村の真ん中で百姓していた、「中村」とはおおちがいです。羨ましい。
(おっと!ご先祖様ごめんなさい。村の真ん中で百姓というのも立派なことでした。反省します。)


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さてさて、話を戻します。
そんなお宿を切り盛りするのは笑顔のステキな女将の歌藤順子さん。
吉野山について訪ねると、桜のことから、吉野山の歴史のことなど、たくさんのことを詳しくお聞かせいただきました。
中でも、寒い冬を越す桜のことを人の人生とおりまぜて語っていただいたときなどなぜか異常に共感してしまい涙ぐんで聞かせていただきました。今覚えば、なんだったのでしょうかあの涙は?私自身の心が少し弱っていたのかもしれませんね。女将との話で栄養をたくさんいただきました。


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また、取材の情報として明日の早朝は雲海になるかもしれませんね、と教えていただき翌朝に備えお風呂をいただき早めに休むことにしました。
そして朝、とても幻想的な山の表情に出会うことができました。


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刻々と時間の経過とともにめまぐるしく変わる景色から目をそらすことができない素晴らしい光景。
取材後の、表紙の写真選びも悩みました。
今回の表紙よりもっと深い霧のものや、ご来光のように朝日が差し込んでいるもの、どれもほんとうに素晴らしい。
選んだのは、表紙タイトルの「人と自然が共存する場所  吉野」にとてもマッチした霧が薄く吉野山の町並みが見てとれるものにしました。


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朝の撮影が終わり、朝食は旅館の前に建てられたログハウス風の「陽ぼっこ」でいただきます。地元の食材をふんだんに使われた元気のでる朝食に、いつも以上に食べてしまうのも旅の醍醐味ですね。
一夜明け、爽やかな朝の取材に感動し、旅は続きます。

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世界遺産 吉野 大峯
旅館 歌藤
0746ー32ー3177
奈良県吉野郡吉野町吉野山3056

posted by Ferie Staff at 21:55| Comment(0) | Ferieロケこぼれ話・裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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