2017年12月28日

2017-2018 年末年始スケジュール

こんにちは、Ferieフェリエ編集室の中村彰宏です。

あっという間の一年。
ほんと早いですね。

今年発行されたFerieフェリエ
少し振返ってみましょう…。


5月号の
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澄み渡る青空と清々しい風の中で、爽快なドライブを楽しめるシーズンが到来。そこで静岡県の浜名湖まで足を運び隠れた名所や名産、グルメを満喫しました。非日常を味わう大人旅をお探しなら、ぜひおすすめしたいスポットです。


10月号の
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関西の代表的な避暑地として人気の青山高原までドライブ。近くには里山に滾々と湧き出る榊原温泉や、城下町を散策できる伊賀上野など立ち寄りスポットがいっぱいです。身も心も洗われる満喫旅をお届けしますう。


12月号の
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きらめく海岸線を快走できる有田から御坊までのドライブ旅。青い空の下に広がるのは、緑鮮やかな山々と、水面が眩しい群青の海。色とりどりのシーンに出会える魅力あふれるコースです。


Ferie編集室は、2017/12/29〜2018/1/4まで冬期休暇となります。

次年度も、どうぞよろしくお願いします。


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2017年12月11日

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 第4話

こんにちは、フェリエFerie編集室の中村彰宏です。

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 


自然に溶け込む、雑貨とカフェ

――Do It Yourself.――


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私が思うDIY(ディー・アイ・ワイ)は、作ったり、直したり、飾ったりということ以外に「オシャレ」という言葉を添えたものが理想なんです。

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御坊 散策中のこと、普通の主婦のDIYが評判になり、それをメディアが取材したことがきっかけで、あっという間に人気になってしまい、とうとう自分自身のお店をオープンさせた。というオーナーに出会うことができました。

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店内に飾られた雑貨の多くは、オーナーが実際に使用し、お気に入りの物だけをチョイスして、それを仕入れる…。とあって、どれもシンプルで使いやすいものばかり。

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隣接されたカフェスペースもいい感じでした。カフェに集う人たちは、オーナーとおしゃべりしたり、お気に入りの本を読んだり、ゆったりした時間を過ごすそうです。

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この後の予定がなければ、こだわりの有機栽培無農薬を使用した珈琲をいただきながら、「私もゆっくりしたいなぁ…。」なんて。本気で思ってしまいました。

0738-24-3809
日高郡美浜町和田1138-72
10:30〜16:00(土日祝日は〜17:00)
日、月曜休み(祝日不定休)


潮流と時流の交差。日ノ岬灯台へ。


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紀伊 日ノ岬灯台は、明治28年(1895年)の初点灯から120年という歴史のある灯台なんです。幾度かの再建や、改修をくりかえしながら、海上交通の要衝として存在してきたのですが、ここ数年、半島一帯で地滑りが続いたことにより、移設改築工事が行われていたのでした。そして、今年2017年4月に高さ17メートルの新灯台が完成した、というニュースをどこかで聞いた記憶がありましたので旅の最後に立寄ってきました。

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日ノ岬パークへ向かう九十九折の道の途中に、新灯台へ続く道があります。けっこう道が狭いために、路肩駐車するわけにもいかず、カメラマンとライターをその場に降ろして、私は一足先に、日ノ岬パークの山頂を目指しました。

しかし山頂に残されていたのは残念な景色。廃墟化したカラオケ施設や、荒廃の進んだ遊具などが放置されており、少し不気味な感じがしました。隣接されているアメリカ村の施設の中には、カナダ資料館という立派な建物もありましたが、周りの状況を見ると、現在運営されているのか、されていないのか調べる気にすらなりませんでした。いずれにせよ廃墟と言わざるを得ません。

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しかし!
しかし!
しかし!

この高台から望む大海原と夕陽はまるで映画のワンシーン。新調された日ノ岬灯台を眼下に、オレンジ色に輝く光柱がドーンと私に向かってくるようで…。陽が落ちる前に、カメラマンとライターをここまで呼び戻し、しばし撮影タイム。誌面用にカメラマンがバシバシ撮影してくれている、にもかかわらず自前のスマホで、シャッターを押し続けました。

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タイミングよく往来する船も撮影には良いスパイス。この旅の最後にふさわしいラストシーンとなりました。


「廃墟となってしまった建築物を撤去するには、莫大な予算が必要となることはわかりますが、とりあえず更地でもいい。景色を見るにあたり、最低限の安全面が確保できればいいじゃないですか。そうすれば、この美しい風景を見た若者たちが、きっとSNSで広げてくれるような気がしました。」

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 

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2017年12月05日

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 第3話

こんにちは、フェリエFerie編集室の中村彰宏です。

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 


白と青の世界が美しすぎる、白崎海洋公園


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「ここは、日本か?」

って、思ってしまうほど美しいのが、白崎海洋公園。
約2億5000万年前にできたものだといわれている石灰岩の“白”と紀伊水道の美しい海の“青”。このコントラストが美しいことから、「日本のエーゲ海」といわれるほどワクワクさせてくれる場所。

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ここへのアプローチは国道42号線から海岸線をトレースする県道24号線で向かうのですが、南側から目指すのが絶対おすすめです。いくつかのコーナーを抜け、立巌岩が目に入ると思わず「おっ!」っと声が出るほど景色が一変するんです。途中、駐車スペースもありますので、ゆっくりと写真撮影を楽しんでいただくことも可能なんです。

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白崎海洋公園内には、お土産やお食事できる道の駅のほか、キャンプガーデンやログハウス、バンガローなどの宿泊施設も充実しているます。また、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンリゾートの拠点として多くのダイバーにも人気のスポットなんです。

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日中の「白と青」のコントラストが美しい白崎海洋公園ですが、夕景も見事なんです。次のロケのため移動してしまいましたが、ここは「日本の夕陽百選」。真っ赤な夕陽が水平線へ吸い込まれるとき、石灰岩を真っ赤に染める様子は、見事としか例えようがありません。特に秋から冬にかけては空気が澄んでいることから、ことさら美しいのです。

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0738-65-3551
和歌山県日高郡由良町大引960-1
無休
※但し12月30日〜1月1日は休み
※産品販売所と観光案内所は9:00〜17:00


こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 

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2017年12月04日

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 第2話

こんにちは、フェリエFerie編集室の中村彰宏です。

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 

有田で、立ち寄るべき場所4選

――カフェ じょんのび――


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阪和自動車道・有田出口、スグの自然豊かな高台にカフェ「じょんのび」があります。
道中、ビックリするほどの急勾配を登るので、車高の低い、ジャガーF-TYPEは危険と判断。底をガリガリっと削っては大変なので、麓に駐車させていただきました。車高を低くしているクルマや、スポーツタイプは、無理せずそうしてください。

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しかし、みんなさん、よくご存知ですよね。・・・といいますのも、取材のため、開店前に伺ったのですが、ランチのご予約や座席についての問合せが結構入っていました。

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和風プレートランチが人気だそうで、地元の新鮮な食材をできるだけ取り入れ、独学とおっしゃてましたが、丁寧に下ごしらえされ素朴さの中に愛情を感じる逸品。このランチ目当てに“あの坂”を駆け上がる常連さんの気持ちがわかるような気がしました。

じょんのび
0737-52-2291
和歌山県有田川町明王寺178-19
9:00〜17:00
日・月・火曜休


――有田みかん海道――


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次に向かったのは「有田みかん海道」。5.6kmと短いながらも海岸沿いや切立った断崖の丘など、アップダウンの激しいタイトコーナーを楽しめるドライブコース。

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途中いくつものビューポイントがあるのですが、おすすめはなんといっても、休憩処に設けられている展望台からの湯浅湾。有数の観光地でもないこの場所は完全に穴場スポット。お土産屋さんもありませんしトイレもありませんが、ここに展望台を設けた行政の担当者に拍手を送りたいと思います。


――イタリアンレストラン TestiMone――


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(写真:ホームページより抜粋させていただきました)

もうひとつ、絶景ポイントとしては、2017年6月にオープンしたイタリアンレストラン 「TestiMone(テスティモーネ)」。コースの中ではかなり高台からの眺めとなります。以前、オレンジi(アイ)というカフェがあった場所なんですが、閉店後こんなオシャレなレストランになってたなんて…。

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(写真:ホームページより抜粋させていただきました)

不覚にもその情報を現地で知ってしまったことから取材できませんでした。以前のカフェを知る私としては、想像がつくのです。ここから見る風景とランチとの相性がどれほど素晴らしいということを…。

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0737-83-2310
和歌山県有田市宮崎町 1052-13
11:00 – 15:00 (L.O. 14:00)
17:30 – 22:00 (L.O. 20:00)
水曜日休


――らーめん場鶴――


もう一軒、どうしても有田で紹介したいお店がありまして、タイトなスケジュールの中、押し込ませていただいたのが「ラーメン場鶴」さん。ラーメンの味もさることながら、ここの大将がタマランほど良い雰囲気を醸し出し、味にひとつもふたつもプラスされるほどのキャラクターの持ち主。

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アポイントの段階で、「こんなマズイ店、取材してもアカンでぇー」って。「おいおい。自分の店をマズイって…。」取材のときには申し上げませんでしたが、わたくし、以前に食べさせていただいてますから…。その当時、向かいのエネオスで給油していたところ「なんや、あの行列は?」となったのです。開店前から、すでに行列をなしていたお店が「マズイわけがない」。

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麺は長野そばをラーメン用に特注させ、チャーシューは高知産のもの、その他、塩やら醤油など、あれもこれも大将がこだわりぬいた食材ばかり。コクがあるのにあっさりいただけるスープと、とろけるチャーシューがテンコ盛りのみそチャーシューは絶品。注文してから包む、ギョーザも半端ないコダワリを感じずにはいられません。
有田に来たら絶対寄りたくなるお店です。

らーめん場鶴
有田郡広川町名島108-1
0737-62-3656
18:00〜24:30※売り切れ次第終了
水曜休※但し不定で月2回火曜休み

つづく。

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 


posted by Ferie Staff at 14:47| Comment(0) | Ferieロケこぼれ話・裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする