2017年11月29日

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 第1話

こんにちは、Ferie編集室の中村彰宏です。

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 

群青の海岸線を旅する

 今回のロケは、和歌山県の有田・日高・御坊の海岸線をトレースしてきました。
私が住む、堺市の泉北から1時間半で移動ができる大好きな場所。クルマのドライブや、バイクのツーリングで月1回のペースで通うほどなんです。

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 また、多彩なルートを選べることから、飽きることもありません。たとえば、阪和自動車道で一気に南下し、その後は、のんびりとキラキラの海岸沿いを走るコースや、大阪府と和歌山県を隔てる和泉山脈(金剛山地)を抜け、高野山の麓沿いを走る、国道371号や480号のワインディングコース。さらには、紀の川沿にいくつかある広域農道は、一年中、何かしらのフルーツを収穫していることから、別名フルーツロードとも呼ばれとていて一番多く通るコースかもしれません。

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 私の経験から、自信をもっておススメできる関西のドライブコースのひとつなんです。

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 そして、旅の相棒は…。
「パワフル、俊敏、際立つ個性。ジャガー新時代のピュアスポーツカー」
「ドイツもこいつも刺激が足りない」
という広報用のキャッチコピー

ジャガーF-TYPE 最上級グレードSVR

 スペックや特徴など詳しくは、ホームページをご覧いただくとして、エンジンスペックと,そのサウンドをご紹介します。
エンジンは大きく3種類と、特別仕様1種類。

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試乗車としてお借りした最上級モデルのスペックは、5.0リッターV8 SVR専用の575PSスーパーチャージドエンジン。最大トルクが驚異的な700Nm、0‑100km/h加速はわずか3.7秒という恐ろしく「速エェー」贅沢仕様の最強エンジンとなります。
<通常ラインナップ>
5.0リッターV8 550PSスーパーチャージドエンジン
3.0リッターV6 340PSスーパーチャージドエンジン
2.0リッターV4 300PSターボチャージドガソリンエンジン

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 カーマニアなら涎を垂らすほどのスペックです。
また、F‑TYPEのサウンドが恐ろしく特筆もんなんです。はい。

グゥワァンー!!!!!
  グゥワァンー!!!!!
  
 バラバラ…!!!!!

パンッ!パンッ!パンッ!……!!!!!

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 ジャガーには珍しく、「遊び」にこだわってます。
アクセルを踏み込んだ時に発する、“野獣”のような雄叫びをあげるパワフルなサウンドはもちろん、アクセルを離したときに発生する音がたまりません。この音はアフターファイヤーといって、マフラー内で小さな爆発をしているような音を意図的に作り出しているのです。

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 まるで、レーシングカーのような官能的サウンドを響かせて、市街地ではかなり刺激的。このサウンドのカラクリは、アクティブスポーツエグゾーストシステムを採用して、スロットルポジション、速度、エンジン回転数に応じてアクティブバルブを開放することができるのです。 これにより、排気ガスがより抵抗の少ないダイレクトなルートを通ってリアサイレンサーに到達し、官能的なエグゾーストサウンドを生み出すのです。 今回の試乗車にはスイッチ機能付きのシステムが標準搭載されており、マニュアル操作でエグゾーストバルブの開放が可能。湧き上がるようなエンジンサウンドが手元のボタンで思いのままに操ることができるのです。 

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 このアクティブスポーツエグゾーストシステムをオフにすれば、ジャガー本来のエグゼクティブかつ、ジェントルで嫌みのないサウンドへと抑えることも可能となります。せっかくなので今回のロケ中は、思う存分ジャガーサウンドを愉しませていただくことにして、旅を続けることにしました。

続く。

こぼれ話「Ferie vol.60」美しい自然景観を巡る 有田・日高・御坊 



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2017年11月24日

Ferie vol.60 発行しました。

こんにちは、Ferieフェリエ編集室の中村彰宏です。

本日は、Ferie vol.60 12月号の発行日です。
(デジタル書籍としてもご覧いただけます

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今回の巻頭特集は

美しい自然景観を巡る、有田 日高 御坊

 きらめく海岸線を快走できる有田から御坊までのドライブ旅。青い空の下に広がるのは、緑鮮やかな山々と、水面が眩しい群青の海。色とりどりのシーンに出会える魅力あふれるコースです。

※ ※ ※ ※

掲載できなかった、こぼれ話は少しずつUPしますので、ちょくちょく遊びに来てくださいね。


では。
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2017年11月22日

弘法大使ゆかり、紀伊国一之宮は、丹生都比売神社へ

紀伊山地の霊場と参詣道として、世界文化遺産登録されている、紀伊国一之宮の丹生都比売神社へお参りしてきました。

「丹生都比売神社」は、にうつひめじんじゃ、又は、にふつひめじんじゃ と読むのですが、いつまでたっても覚えれません…。先にも記しましたが、世界文化遺産 紀伊国一之宮 全国に約180社ある丹生都比売神を祀る神社の総本社 弘法大師ゆかりの聖地という全国でも稀な神社にもかかわらず、ホント申し訳ないことですが、忘れてしまうのです。

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丹生都比売神社は高野山の麓、和歌山県のかつらぎ町に1700年前より創建され、弘法大師空海上人ゆかりの神社として知られています。古くから高野山への参拝前に立ち寄り、お参りするのが習わしとされているのです。そのあたりの由来や伝説など詳しいことは、丹生都比売神社のホームページよりご確認くださいませ。

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さて、駐車場にクルマを置き、最初に目にするのは、20163月に補修工事が完了した色鮮やかな朱塗りの輪橋(太鼓橋)。境内の鏡池に架かる立派な橋の高さは3.2m、長さ18.4m、幅5.0mもあり、豊臣秀吉の側室、淀君が寄進したと伝わっています。早速、渡らせていただきました。

補修して1年以上経過したとはいえ、まだ新しく、土足で歩くのが申し訳ないと思うほど美しい橋でした。神社にある橋は、人間と神様を分ける境界線と聞いたことがあります。その中でも太鼓橋は通常より渡りにくくしていて、「ここからは神の領域ですよ」と示しているそうです。ですので、ドンドンと飛び跳ねたり、おしゃべりをしながら渡るのは厳禁なんですね。 

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さて、境内の規模についてですが、明治時代の神仏分離までは、56人の神主と僧侶に守られるほど大規模だったそうで、今の倍以上もあったそうです。しかし明治維新後、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって起こった仏教破壊運動により、大半が取り壊されてしまったのです。それでも立派な造りには変わりありません。

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写真でも確認いただけるのですが本殿は四つに分かれており、それぞれの御神徳は、


◆第一殿 丹生都比売大神

諸々の災いを祓い退け、一切のものを守り育てる女神。不老長寿、農業・養蚕の守り神。

第二殿 高野御子大神

弘法大師を高野山に導いた、人生の幸福への導きの神。

第三殿 大食都比売大神

あらゆる食物に関する守り神、食べ物を司る神。

第四殿 市杵島比売大神

財運と芸能の神、七福神の弁天さま。


 それぞれ内部には、一間春日見世棚造の宮殿を収めているのですが、各本殿は正面の柱間が約3.4メートルほどあり、一間社春日造の社殿では国内最大級のものとなっています。

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いかがでしたか、丹生郡比売神社。観光客に埋もれるような賑わいがないものの、他にないオーラを感じる神社でした。御朱印の文字も美しいですね。いつまでも心に残る大切なものとなりました。


丹生郡比売神社

和歌山県伊都郡 かつらぎ町上天野230

電話:0736-26-0102

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2017年11月08日

学問の神様、菅原道真が祀られる天満宮

こんにちは、、、。

別格の天満宮を参拝


紀州東照宮参拝の後、お隣に位置する学問の神様として有名な、菅原道真を祀った和歌浦天満宮へ参拝させていただきました。

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いつものことですが、予備知識も持たず、「立派な神社があるなぁ」というだけで参拝したのですが、和歌浦天満宮は全国の天満宮の中でも別格のひとつとされていました。なんと、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮とともに日本の三菅廟といわれてるほどだったのです。また、先に参拝していた紀州東照宮と和歌浦天満宮は隣同士の立地。円錐状の山を縦に切り分けたように敷地が区分けされていました。また、その山の名前が“天神山”というそうで、山全体が神々しい感じでびっくりしました。

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和歌浦天満宮は和歌浦湾を一望できる天神山の中腹に建てられており眺望は最高に美しい。楼門は一間楼門として最大規模を有し本殿は国の重要文化財です。

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美しい極彩色の本殿横には、百度石と学業成就の願いが込められた絵馬が、所狭しと祀られていた。受験シーズンともなると、多くの参拝客で賑わうそうですが、まだシーズン前ということで、今回はゆっくり参拝することができたのが幸いして、御朱印をいただくとき、宮司さんとお話しすることができました。なんか、ご利益が倍増しそうでとても嬉しく思ったのです。

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さて、天満宮(天神社)といえば牛の像ですね。和歌浦天満宮のものはゴツゴツした質感が特徴。
ところで、なんで神社には動物の像があるのか疑問に思いませんか。軽くググってみると、それぞれの神社によって神使の動物があるとかで、

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天神社の神使は牛

稲荷社の神使はキツネ

春日神社は神使は鹿。

八幡神社は神使は鳩。

日吉神社は神使は猿。

熊野神社は神使は烏。

大神神社は神使は蛇。

いわれてみれば、そうですね。
知っているものばかりでした。
由来については、、、。
またの機会にご紹介できればと思います。

では。


和歌浦天満宮
073-444-4769
和歌山市和歌浦西2-1-24
6:00〜19:00


--- Ferie編集室:中村彰宏 ---
posted by Ferie Staff at 20:01| Comment(0) | 御朱印の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする