2017年06月28日

第2話 ソロキャンプツーリング 父の日、琵琶湖、六ツ矢崎浜オートキャンプ場

こんにちは、Ferie編集室の中村彰宏です。


父の日に。
キャンツーへ出発する前の晩、週末の予定が特にないことに気づき、ツレに「何する?どこかへ行く?」と聞いてみたところ、「少し疲れが溜まっているからゆっくりしたいねん」という返事。子ども相手の仕事は、見た目以上に体力をつかうのだろう。無理につれまわすことはできません。
いっぽう、私はというと、どんなに疲れていても休日にゆっくりするなど、かえってストレスが溜まってしまうという真逆の性格。その真逆の性格が功を奏しあまり気を遣わずにツーリングへ出かけることができるのです。今回のキャンプツーリングもこのパターンで出かけました。
道中、旅を楽しんでいることとあわせて安全を知らせるために家族のLINEで写真を添付して送っているのですが、その返信に「父の日です、いっぱい楽しんできてねー」と…。そこではじめて「あ、父の日か」と気づくのです。
たまたまなのか、後付なのかはさて置き「父の日」という響きが妙にきになって…。もしかして「父の日」だから、あえて疲れていると言って私を送り出してくれたのか?とも思えるではないですか。ここは素直にありがとうと感謝して楽しむことにしました。

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大阪、堺を出発して琵琶湖の湖北、六ツ矢崎浜オートキャンプ場にお昼頃到着し設営を完了。キャンプ道具を下ろし身軽になった私とCB1100君は、改めてツーリング再会です。



まずは、メタセコイヤ並木へ。どんな季節にも絵になるこの場所。今回は新緑が芽吹き、青々した香りがしました。ここはライダーが多いスポットですが、ファミリー連れやカップル。そしてコスプレイヤーさんたちも写真撮影に忙しそうでした。

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なにせ2.4kmもの直線道路に500本のメタセコイヤの木が植えられているのです。その幅が微妙に違うのか、いくつか区分されている箇所によっては薄暗くトンネルのように感じるところや、太陽光がけっこう入り、木漏れ日が爽やかに感じる場所など同じように見えても少しずつ特徴があるように思われました。

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メタセコイヤ並木(ナビのセットはマキノピックランド
滋賀県高島市マキノ町寺久保835-1
0740-27-1811



次に訪問したのは白鬚神社。湖上に鳥居があり近江の厳島(いつくしま)とも呼ばれる近江最古の大社です。どうしてもベストポジションで撮影したいと思っていましたが国道沿いの湖上鳥居側には観光客が多くバイクを停車させるスペースはありません。鳥居とは国道を挟んで反対側の本殿前に駐車場がありますのでそちらをチョイス。

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バイクを写そうとすれば鳥居はあきらめたほうがいいですね。どちらも中途半端な写真となりました。白鬚神社は、延命長寿・長生きの神様として知られ、また、縁結び・子授け・開運招福・学業成就・交通安全・航海安全など、人の営みごと、業ごとすべての「導きの神」でもあります。私は旅の安全を祈願させていただきました。

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滋賀県高島市鵜川215
0740-36-1555



キャンプ場にはお風呂や温泉の施設はありません。近くにいくつか入浴できる施設はあるのですが、どうせ入るなら露天風呂があるところがいいのでキャンプ場から20kmも離れていましたがツーリングがてらグリーンパーク想い出の森内の「くつき温泉てんくう」へ向かいました。初めて伺いましたが、大きな施設でした。

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写真は「くつき温泉てんくう」のHPより抜粋させていただきました。

施設内にはキャンプ場や多目的グランド、そしてグランドゴルフ場などもちろん宿泊施設も完備。私が利用したてんくうには温泉ゾーンのほかプールゾーンもありこれからの季節家族連れで賑わいそうでした。泉質はアルカリ性単純温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性などの効能があるとのこと。露天風呂からの景色もいい感じでした。写真の天狗さんですが、昔、朽木の山野を駆けめぐっ ていたといわれる天狗伝説に由来して命名されオブジェとなったのだとか。

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滋賀県高島市朽木柏341-3
0740-38-2770
<おふろゾーンの情報>
午前10:00から 午後09:00まで
(受付終了午後08:30)
大人(中学生以上)  600円 
小人(3歳以上)   300円


旅は続きます。



posted by Ferie Staff at 02:33| Comment(0) | バイクでおでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

第1話 ソロキャンプツーリング 父の日、琵琶湖、六ツ矢崎浜オートキャンプ場

こんにちは、Ferie編集室の中村彰宏です。


ここ数年で、加速度的にハマってしまったバイク旅。目的地に向かうのはもちろんですが、旅の目的は、ほぼ移動中に達成しているといっても過言ではないほど走ること自体を楽しんでいます。

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最近ではキャンプにまで手を伸ばしてしまい、ツーリング+キャンプ。キャンツーへの勢いが止まらないっす。今まで無縁だったのが不思議なほどのハマりようです。

ネット上にはキャンプの師匠といわれているツワモノのブロガーさんやYouTuberさん(ユーチューバー)が競って情報をアップしていただいているおかげで、使いこなすどころか購入すらしていない商品に対して良いとか悪いとか。やれ、こんな特徴があって便利とかダメだとか…。知識だけやたら詳しい初心者キャンパーになってしまうほどPVアップに貢献させていただいています。

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キャンプに行かずとも多少のストレス発散にもなることもあるし、逆に予定が立たずスグに行けないことでストレスをためてしまうこともあるのですが参考にさせていただいているのは事実です。こんな業界に携わっておきながら、完全に情報に踊らされています。

前置きはこれくらいにして…。
行ってきましたよ、ソロキャンプツーリングに。
クルマやバイクの乗り入れ可能で美しいフリーサイトをもつキャンプ場。
そういえば、ペットサイトも別区画で仕切られていたのでお互い安心の施設となっていました。


六ツ矢崎浜オートキャンプ場 
(むつやざきはまおーときゃんぷじょう)

高島市新旭町深溝六ッ矢崎浜園地
営業期間:4月1日〜11月30日
キャンプ場使用料:1泊/小・中学生600円、大人1,000円
          日帰り/小・中学生300円、大人500円
駐車料:普通車1000円/バイク500円/ペット500円
営業時間:チェックイン12:00〜17:00/チェックアウト12:00まで(デイキャンプの場合は9:00〜17:00)


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写真の到着予想時間や値段は参考程度。堺市からの現地までの単純検索の結果です。

堺から琵琶湖までは、クルマでドライブをするように“普通に”高速道路を利用しました。“普通に”って変なたとえをしましたが、バイク乗りは、わざわざ峠をコースに取り入れて遠回りすることなどあたりまえ。どちらかというと“普通に”行くことのほうがマレ…です。
その“普通に”行ったいちばんの理由は、テントの設営場所があるのかが不安になったから。というのも六ツ矢崎浜オートキャンプ場は結構人気だそうです。設備的にはいたってシンプル。どちらかというと今では古風なフリーサイトのみなのですが、その美しいロケーションとクルマでもバイクでもサイトに直接乗り入れ可能なところが人気の様子。インスタ(Instagram)でたまにチェックをして情報収集していましたので、お昼ごろにはいい場所が殆ど埋まってしまうとの情報でした。

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到着したのはちょうどお昼頃。受付でキャンプ使用料と駐車料金あわせて1500円を支払いチェックイン。とりあえず全長約300mのサイトをバイクでクルっと1周して本日の寝床となる場所を物色。ロケーションと水場やトイレとの距離で皆さん判断されているのでしょうが、やはりバランスの取れたいい場所はほぼ埋まっていました。それでもなんとか、小さな木がかわいらしい湖岸をキープすることに成功。水場やトイレは遠いのですが良しとしましょう。

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設営しやすく軽量コンパクトのモンベル・クロノスドーム2をササっと組み立て、栓を開けると自動的に空気が入り快適に寝床をアシストしてくれるインフレータ式のマットと、普段ギュウギュウに圧縮されてかわいそうなモンベルのシェラフを開放してたっぷり空気を取り入れます。

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ひと段落して改めてサイトを見ると、見事な青空と芝生の緑、そして琵琶湖の湖面がキラキラ。いつも風を切って走る愛車のCB1100君も湖岸のそよ風が気持ちよさそう。

あとはキャンプに必要な道具をテントに放り込み、身軽になったところで夕方までツーリング再開です。お隣のベテランらしき夫婦のキャンパーさんに「夕方までツーリングしてきます!」とご挨拶して出発です。これだけで防犯効果と信じている私はめでたいかもしれませんが、それでいいのです。

昼からのツーリング予定地は、定番のメタセコイヤ並木からお届けします。
その様子は次回へ。
では。
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2017年06月01日

初心者!御朱印の旅 西国三十三所編(岩間寺・元慶寺)

こんにちは、Ferie編集室の中村彰宏です。
今回は2つのお寺さんをご紹介します。

【西国三十三所】編
第十二番 岩間寺 「岩間山 正法寺」(いわまやま しょうほうじ)
住所/滋賀県大津市石山内畑町82
時間/9:00〜16:30
電話/077-534-2412
拝観料/入山志納料として一名300円
駐車場/有、無料

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岩間寺は、静かな山寺で、雷よけ、ぼけ封じにご利益があるとされるお寺さんです。
このところ規模が大きいお寺さんが続いてましたので、良い意味でホッと心が休まるお寺さんでした。

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岩間寺というのは通称名で、正式名は岩間山 正法寺(いわまやま しょうほうじ)。ご本尊は、千手観世音菩薩で15cmの金銅で秘仏となります。すべての生き物の苦を救うために毎夜136の地獄を駆けめぐり、夜明けごろ汗びっしょりで帰ってきたことから「汗かき観音」と呼ばれています。

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また創建の頃、度重なる落雷により堂塔が消失したために開基した泰澄大師が法力で雷を戒めたことから「雷除け観音」とも呼ばれるようになったのです。さらにその雷で岩を砕き涌かせたとされる泉の井戸があり、厄除け・ぼけ封じの水として広く伝わったとされます。

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檜皮葺きの本堂は山寺の風情があり、古いものを工夫して大切にされている感じがするので、好きなタイプのお寺さんです。クルマで登れましたので後になってから気づいたのですがちょうど醍醐寺の裏手にあたり尾根伝いに参拝できるルートもあるようです。ハイキングやトレッキングが得意な方は是非挑戦してみてください。



【西国三十三所】編
番外 華頂山・元慶寺 かちょうざんがんけいじ
住所/京都市山科区北花山河原町13
時間/8:00〜17:00
電話/075-581-0183
拝観料/無料
駐車場/有、無料

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元慶寺は西国巡礼を復活させた花山法皇が19歳のときに出家得度したゆかりのお寺として番外札所となっています。今では京都山科区の住宅街になっている小さな規模のお寺さん。クルマの駐車場は3台分ありますが、非常に入りにくいので注意が必要です。

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ご本尊は薬師如来。龍宮造りの山門がとても印象的でした。また、境内に入ると美しい緑豊かな庭が参拝者を出迎えてくれます。
本堂正面の両扉には菊花の紋章があり花山法皇ゆかりのお寺だったことが伺えました。また、巡礼者の奉納した納札があちらこちらに貼られていました。

では。
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