こんにちは、Ferie編集室の中村彰宏です。
西国三十三所編の御朱印の旅。
今回は京都の中心部から少し離れた、西京区と亀岡市を巡ってきました。
【西国三十三所】編
第二十番 西山 善峯寺(にしやま よしみねでら)住所/京都市西京区大原野小塩町1372
時間/8:00〜17:00 (16:30受付終了)
電話/075-331-0020
拝観料/大人500円/高校生300円/小・中学生200円
駐車場/有
第二十一番 菩提山 穴太寺(ぼだいやま あなおじ)
住所/京都府亀岡市曽我部町穴太東辻46
時間/8:00〜17:00
電話/0771-24-0809
拝観料/本堂, 庭園: 団体400円 個人500円
駐車場/有(私営駐車場)

西国三十三所を番号順に参りたいと、たまに思うことがあるのですが、すでに半分以上参拝しているので、どうしようもありませんね。万が一、二巡目があるのなら順番に参拝したいと思います。
第二十番 西山 善峯寺(にしやま よしみねでら)
参拝に伺ったのが夕方頃となってしまいましたので山門の撮影は超逆光。この写真を失敗と受け止めるのか、「なんて、神々しいのか!」とポジティブに考えるのかは人それぞれ。ついでに言っときますと、山門を守る金剛力士さんの写真が偶然ガラスに映りこんだ深緑により、緑の前掛けをしているように見えませんか。

さて、善峯寺さんは、その所有地はなんと36万坪にも及び、山の斜面を利用た美しい回遊式庭園 が広がる境内地は3万坪という広さ。京都市内も一望できる高台に位置します。ご本尊は千手観世音菩薩。霊場としても西国三十三所観音霊場(第20番札所)の他、京都洛西観音霊場(第1番札所)、神仏霊場第85番、京都第5番、数珠巡札と、由緒正しきお寺さん。
山門でいただいたパンフレットによりますと、境内を一周するのに30分から40分。秋には紅葉が美しく、ゆっくりと参拝しながら楽しめるということですが、今回は夕方に伺ったので時間がなく断念。ショートカットコースの観音堂(本堂)から、遊龍の松(五葉松で樹齢600年以上、全長37m、国の天然記念物に指定されている)という巨大な松の横を通り、多宝塔(国の重要文化財の指定)あたりで引き返し ました。
途中、京都市内を一望できるスポットでは、山の風がサーっと抜け気持ちがいいのです。ここもまた、時間をかけて再訪したいお寺さんのひとつです。
第二十一番 菩提山 穴太寺(ぼだいやま あなおじ)
亀岡市といえば保津川下りやトロッコ列車、そして私の大好きな温泉「湯の花温泉」など取材ロケで何度も訪れている土地。あまりにも観光名所が多く、この市で寺院に目が向くことはあまりなかったのですが、こんなところにも札所があったのですね。
ほとんどのお寺さんの堂内は撮影禁止となっていますので、こういったブログの写真は外観ばかりとなってしまうのですが、禁じ手とは知りながらポスターをパチリと撮ってきました。
こちらのお寺さんで有名なのが「布団の上のお釈迦様」。拝観料を納め境内に入ると、横たわったお釈迦様にお布団が掛けられております。そのお布団をめくってさすれば病気平癒のご利益があるといわれる「なで仏」の釈迦如来涅槃像なんですが、けっこうインパクトありますよね。
写真の通り布団が掛かっており、布団をめくらせていただきさすりました。 健康だけが自慢なんですが、これから痛む可能性のある肩や肘、足の膝や踵など。もちろん頭も良くなれーっと願いながら重点的に撫でさせていただきました。数え切れぬ参拝客に撫でられ黒光りされていましたが、そのお顔は穏やかで優しい表情をされていました。
いっぽう、本尊の聖観世音菩薩は秘仏となっていて33年に一度の開扉。大切に保存されています。先にご紹介した善峯寺の広大な規模に対して穴太寺は比較的規模は小さめですが、創立されたのが慶雲二年(七○五)の文武天皇のころと、丹波でも屈指の古刹ということ。規模の大小では計り知れぬオーラを纏っていました。

帰り、サントリーのビール工場が近くにあることを知り、予約もしていませんでしたがダメもとで寄ってみました。その日の最終の工場見学にギリギリ滑り込み。
私はノンアルコール、相方はプレミアムモルツを含め3杯のビールを試飲させていただき喉を潤すことができ、最良の一日となりました。
では。
posted by Ferie Staff at 15:29|
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