こんにちは、Ferie編集室の中村彰宏です。
10月というのに気温が高いですね。一般的にクールビズって9月末までのことを指すようですが、気温には勝てません。いまだ半袖で通しています。
さて、今日はツーリングのお話し。マスツーで滋賀県の近江八幡へ行ってきました。マス=集団、大量で。メンバーは、もちろんトミタオートに集う仲間10名。
そもそもバイク乗りはわがまま。自由を求めてソロツーをするのだが、そればかりだと、人恋しくなり、人恋しいからと仲間とばかり走ってると急に自由がほしくなる。私の今は、仲間と走りたいモード。
トミタオートから誘ってもらえるのはめちゃめちゃ嬉しいんです。
前回も申し上げましたがトミタオートは50年を超えるバイクショップ。メンバーの中には先代から出入りしている超ベテランさんもいらっしゃいます。わたくしは5年以下の新参者ですが仲良くさせていただいてます。
他のツーリングクラブやショップ主催のツーリングでどこに行ったなどの活動模様はネットで見ることができるのですが、その雰囲気まではわかりません。トミタオートのツーリングは一言でいうなら「大人の社交場的ツーリング」かな…。
個人の領域をある程度守りながら、会話が成り立つといった感じ。他人の家に土足であがりこむような下品なトークにはならない。また、自慢話が横行したりしないように自制しながら、ツーリングの情報や最新機種の話をしているといった感じ。
ほんと、みなさんジェントルマンでございます。
さてさて、近江八幡ツーリング、最初の休憩場所は琵琶湖を優雅に遊覧し軽食からコース料理といったお食事を楽しみながらクルーズする贅沢な観光船「ミシガン」の発着点でもある大津港マリーナ。週末はイベントも多く開催しているようで、私たちが立ち寄った時は「フラダンス」の発表会が行われていました。
また、お昼前に休憩したのが「琵琶湖国定公園、湖岸緑地岡山園地」。普通に走っていると見過ごしてしまうような所なのですが、さすがツーリング隊長よくご存じです。隊長は前回に引き続き西田さん。前回はW650で、そして今回はCB400SSで参戦です。ご存知の方はわかると思いますが玄人受けするナイスバイクです。(俺は好きっすよ。この類のバイク)
さて、休憩の雰囲気をパチリ。駐車場に止めてとりあえず琵琶湖まで散歩。雑木林を抜けるワクワク感がいいですね。マリンスポーツを楽しむ人でいっぱいでした。若いギャルを侍らしながらジェットスキーを楽しむ中年男性を羨ましいなんて・・・。思ったりしません。
昼食は近江八幡で人気の「初雪食堂」さん。数々のドラマや映画のロケ地となる近江八幡市、壁一面には有名人のサインがありました。最近CSで見た「るろうに剣心」の佐藤健さんも来店されていたようです。観光地ですので近江牛のお店や、懐石料理などしっかりとしたお店が多い中、普通のめし屋さんはありがたいですね。人気店なのもうなずける味でした。おすすめは?っと聞かれれば「好きなもん注文したらええねん。なんでも美味い」っとお答えします。あと、めしの量はハンパありません。どんぶりサイズのお茶碗にてんこ盛りです。
そして、近江八幡の観光スポットといえばここ日牟禮八幡宮界隈。少し長めの滞在です。バイクを降り八幡堀をプラプラ歩いたり、お土産どころのクラブハリエでお買い物をしたりそれはそれで楽しい時間。さすが隊長、観光時間もしっかり組み込むあたりは「いいね」3つあげたいくらいです。走るだけがツーリングではありません。こと、マスツーリングではバイクを通じてその土地のことをみんなで知るというのも醍醐味の一ですね。走るだけならソロツーで充分ですし。
最後に向かったのは「八日市ようかいち」湖東随一といわれた遊郭跡を散策してきました。古くは、八のつく日に市が開催されたことが八日市という名前の由来。商業都市として栄えていたそうです。少し散策してみましたが、ほぼ廃墟に近いようすですが、夜になれば営業されている店もあるかもしれませんね。
昭和な雰囲気がお好みという方や、懐かしさを思い出したいときなどいかがでしょうか。私には幼いころ見ていたセピア色の景色が思い出されました。近江八幡のように古くから続き今もそしてこれからも栄えていくことができる都市もあれば、取り残されて廃墟となってしまった都市もある。
そういえば、駅前でバイクを置かせていただいた工事現場付近では新たにビジネスホテルの建設が進められていました。今は廃墟かもしれませんが時がたてばまた復活するのかもしれませんね。
近江八幡ツーリングいかがでしたでしょうか。最後は京田辺インターで解散となりそれぞれの居場所へ帰りました。
お土産に買ったクラブハリエのバームクーヘンは久々のヒット。
では。